ホーム > メインコンテンツ > 決算書・財務分析要因その5 借入金
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● 要因その5 借入金

金融機関、代表者等からの借入で、資金繰りをおこなっている起業家の方は、非常に多いはずです。
しかし、いまだに、借入金の返済が、経費になるとカン違いしている経営者の方がいらっしゃいます。

ここでハッキリ言っておきますが、経費になるのは「支払利息」だけです。
借入返済の「元金」は、経費にはなりません。
税引後の最終利益の中から、借入返済を行うしかないのです。

例えば、借入の年間返済額が、200万円だとします。(減価償却費はないものとします)
これを支払うためには、税引後の利益が、最低でも200万円必要です。
実効税率50%だとすれば、税引前の利益で400万円です。
売上高経常利益率が3~5%の平均レベルの会社だとすれば、売上が8,000万~1億3,000万円なければなりません。
つまり、最低1億円くらいの売上がなければ、借金の返済はできないのです。

会社にとって「借入金」は、あらゆる面で重要な意味を持ちます。
経営者として会社を存続させるには、借入金の知識は必須項目です。
会社を成長させるのも倒産させるのも、「借入金」しだいです。

「会社の実質の借金はいくらなのか?」
「現状で借金はいくらできるのか?」
「無理のない借金はいくらなのか?」

経営者であれば、この程度の質問には即座に答えられなくてはいけません。
運転資金でも設備資金でも、会社の実力以上に無理な借金をすると、後々返済に苦しみ、破滅への道をたどることになります。

また、借金をする場合には、「投資したモノが、いつ、いくらの利益を上げてくれるものなのか」を綿密に計算しなくてはなりません。

資金繰りも考慮に入れ、チャンスだと思えば、打って出る必要があります。
それでなくては、企業は成長することもなく、衰退の道をたどることになります。
それほど「借入金」というものは、会社にとって重要な位置を占めるのです。

「借入金」については、知っておいてもらいたいことが山ほどあります。
例えば、借入限度額の計算方法一つ取っても10通りの分析法があります。
それに加え、常に循環している事業資金の中で、どうやって適切な資金需要額とそのタイミングをつかめば良いのか。

その方法を知っているのと知らないのとでは、天と地の差があります。

こうした点については、会員用ページで詳しく解説しますので、そちらを参照下さい。

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