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● 成功した経営者に共通したものとは?

起業することは誰でもできます。
しかし、会社を継続させ、勝ち残っていくことは、そうたやすいことではありません。

誰でもこんなことは、一度は聞いたことがあると思いますが、起業家のあなたには、具体的にイメージできないのではないでしょうか。
起業とは、その準備段階から、ある程度の具体的障害を意識して計画的に物事を進めておかないと、逆境に立たされた時に、いとも簡単に挫折してしまうものです。

今後あなたに降りかかるであろう障害とその予防策については、このHPでお伝えするつもりですが、ここでは精神面について述べてみようと思います。

これまで私は、1,000社以上の会社の経営者と接してきましたが、成功している経営者に共通しているのは、「ハングリー精神」です。

こう書くと、あなたは、「な~んだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、成功している人は、このハングリー精神が異常なほど頭抜けています。
目標達成のためには、どんな壁が立ち塞がろうが、どんなトラブルに見舞われようが、ひたすら邁進し続けます。
それはもう普通ではありません。

それと同時に感じるのが、その気持ちを、何年経とうが、どれだけの資産を手に入れようが持ち続けているということです。

誰でも初めのうちは、「なんとしてでも成功してやる」「会社を大きくしてやる」と、ハングリー精神むき出しで頑張るものですが、なかなかそれを継続させることは難しいものです。

もしあなたの会社が、年商50億位の売り上げを上げるようになったとしたらどうでしょうか。
純利益で2億程度のお金が手に入るわけですから、相当優雅な生活が出来るはずです。
都心に豪邸を建て、ベンツに乗り、休暇は別荘でのんびりと家族団らんの時間をすごせます。

そうなると、ほとんどの起業家は、スタート時のようなハングリー精神を失ってしまいます。
その生活を守るために、あえて新しいことに挑戦しなくなり、防御に回るようになります。

会社という生き物は、不思議な性質を持っていて、守りに入ると、売り上げは伸びなくなるどころか落ち込んでいきます。
年商50億の会社が、あっという間に奈落の底へと落ちていきます。
残るのは借金だけです。

それほどまでにビジネスの世界は厳しいものなのです。
だからこそ、会社の成長には、ハングリー精神を持続させるということが大切なのです。

このハングリー精神の持続を、強力に阻害するものがあります。
それが、プライドです。

私が起業したばかりの頃の話です。
ある取引先が、私に無断で別の取引先に損害を与えてしまいました。
本人に問い正すと、言い訳ばかりをしてらちがあきません。
くやしい思いをしましたが、私が全額その損害部分を立て替え、両者の関係を修復しました。
本当なら、自分のプライドを守るために「なんて事をしたんだ、おたくとはもう付き合えない」とタンカの一つも切ればカッコ良かったのでしょうが、私はあえてそうしませんでした。
なぜか?
それは、その取引先に、まだ利用価値があったからです。

私は昔から、そうしたやり方をとる人間を身近に置きませんから、その後、その取引先との関係は断ちましたが、それまでの期間は、私の収益を上げるために利用させてもらいました。

起業家にとって、一番大切なのはプライドではなく、成功です。
表面的なプライドのためにカッコつけることは、男らしいことでも何でもありません。
単に、「成功したい」という意欲が少ないだけです。

人の道に外れない限りは、利用できるものは利用するという「貪欲さ」が起業家には必要です。
バカと言われようが、何と言われようが、目的達成のためには我慢する。
自分の中の怒りや悔しさをコントロールして、どうすれば勝てるのかを冷静に考える。
そうした炎と氷の両面を持つことが、起業家には必須条件です。

私は昔から破天荒な人生を送ってきたせいで、知人からは火の玉のように思われているみたいですが、実は、冷静に準備してから行動する人間です。
決して、危険な雪山を無防備で登るようなことはしません。
ただし、いったん安全だと思ったら、たとえ鋭角の絶壁だろうと、脇目も振らず、頂上を目指して上って行きます。

ビジネスの世界で勝ち残るためには、いかに「安全な賭け」を見抜くことが出来るかが、勝敗を分けるのです。

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